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香川県高松市で乳がん/膝関節治療を専門とする外科・整形外科病院--伊達病院--

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乳腺MRI

New Application(VIBRANT)による乳がん診断の取り組み

はじめに

近年、わが国における乳がん羅患率は増加の一途をたどり、女性のがん羅患率の第一を占め、年間の乳がん発症者は約35,000人に達し、その死亡者数も約10,000人に上る。また、30~60歳代の女性のおいて死亡原因の第一となっており、乳がんの早期診断システムを初めとして乳がん治療体型の標準化、その普及および啓蒙が急務といえる。
乳房MRI(MR mammography 以下MRM)以、急増する乳がんに対する新たなモダリテイーとして、乳がんの拡がり診断やマンモグラフィ一、超音波椴査(以下US) で質的診断が困難な症例の鑑別診断に極めて有用であり、今日では乳がんの診断・治療には欠かせない検査として位置づけられている。また、最近ではグラジエント・エコー法を基本とする高速スキャンや3Dボリュームスキャンを用いたり、脂肪抑制を併用することでより傷病変や多発病変が発見される機会が多くなったことで、今後はハイリスク患者に対するスクリーニング検査としても威力を発揮すると期待されている。

VIBRANT

VIBRANT(Volumu image Breast Assessment)は、両側乳腺の矢状断ダイナミック撮影を同時に行うアプリケーションで、乳房撮影専用のオープンブレスト4チャンネル フェーズアレイ コイルを用いて撮影し、スライス方向へのASSETを併用することにより、極めて短時間に空間分解能の高い左右乳房の同時ブレストイメージングが可能である。これによりマンモグラフィーのMLO(内外斜位)撮影と比較しやすい画像を得ることができる。また、左右の乳腺に対し個別のシミングを行うことができるので、脂肪抑制効果の高い極めて鮮明な画像が得られるのが特徴である。

当院での取り組み

当院では以前からマンモグラフィー、USによる乳がん検診および診断、治療を行ってきたが、2005年6月からGE社製、MRI SIGNA EXITE 1.5Tが導入されたことにより、乳腺疾患に対しても新たなモダリティーとしてVIBRANTを用いたMRMによる診断を開始した。MRMの適応は腫瘤性病変の鑑別および乳がんの術前評価における拡がり診断を対象としており、導入後まだ3ヶ月と短期間であり症例数は少ないが、当院におけるMRMの取り組みと症例の実際を呈示する。
当院で使用しているコイルとMRM検査の実際を示す。被験者のほとんどはMRM県三位対する予備知識は皆無であり、あらかじめMRMの必要性および検査の実際や必要な費用など医師および検査技師が十分にインフォームドコンセントを行うことが重要であると考える。そして最後に造影検査の承諾書に際をいただき検査を行っている。
当院における乳房MRI撮影プロトコールおよびシークエンスを示す。腫瘤性病変に対する造影MRMの質的診断は、米国のBIRADS(Breast Imaging and Reporting Database System)に準じて、腫瘤性病変の造影所見とその分類をスコア化し、その合計点数に応じてカテゴリー分類を行っている。以下症例を呈示する。

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